12/18/2011

キャラメル・サレ Henri Le Roux



パリで苦楽をともにする美術研究の友人と、
サンジェルマン・デ・プレのドラクロワ美術館に行ったあと、
まったりお茶をしながら、研究のこと、将来のことなど語らってきました。


Henri Le Rouxは、キャラメル・サレで有名なお菓子屋さん。
1977年、ブルターニュ地方のキブロンという小さな街で出発したお店です。


スペシャリテのキャラメルは、とにかく一粒で感動のおいしさ。
初めてその味に出会ったのは5年前だけど、
それから私の中でのキャラメルの基準は、
無意識のうちにアンリ・ルルーになっていたように思います。


今やパリはもちろん、日本にも進出しているけれど、
かつてはキブロンにしかお店がなく、
当時お菓子の勉強でパリに留学した友人とモン・サン・ミッシェルに旅行したとき、
レンヌで1泊して、お菓子専門の彼女はキブロンへ、
美術研究を志そうと思い始めていた私はレンヌ美術館へ、
それぞれ別の1日を過ごしました。
そのときに彼女がお土産に買って来てくれたのがキャラメル・サレ。


今では、オンラインショップでも取り寄せられるようになって、
どこにいても簡単に手に入るようになったけれど、
やっぱりその地方に実際に行って(お店には行ってないけど...)
味わった一粒は貴重でした。


サンジェルマン・デ・プレ店では、日本茶orコーヒーと、
キャラメルorショコラのセットが楽しめます。


私はゆず煎茶と、抹茶のキャラメル、
チョコレートでコーティングしたキャラメル・サレ、
プラリネとスパイスのチョコレートをいただきました。


しっとりとした器の色合いや質感も心地よかったです。


ちなみに日本展開のHPはこちら。
http://www.henri-leroux.com/
ショコラティエ&キャラメリエであるアンリ・ルルー氏について紹介されています。


Artisan = 職人 という言葉の響きは素敵ですね。
写真家、修復家、料理人...これまで出会った職人の方々を尊敬してやみません。

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