Nuit Blancheとは、フランス語で「眠られぬ夜」「徹夜」の意味。
パリ市内で毎年10月1日の夜から10月2日の早朝にかけて繰り広げられる
現代アートのイベントです。
http://www.paris.fr/loisirs/les-grands-rendez-vous/nuits-blanches/p6806
近年ではお隣ブリュッセルやモントリオール、シンガポールに加え、
今年は京都でも開催されたようですね。
http://www.nuitblanche.jp/
会場となるのはパリ市庁舎など歴史的建造物の中庭や、
広場などの街角、美術学校のエントランス、デパートの外壁などさまざまで、
インスタレーション、映像作品、パフォーマンスが無料で公開されます。
10回目の開催を迎える今年は、250万人ものパリジャンや観光客が
パリの深夜の街路に溢れた模様。
いくら作品が点在しているとはいえ、一晩でこれだけの人数を動員すると、
展示会場はどこも長蛇の列。
特に今年注目を集めたフランス人アーティストPierre Ardouvinの
《紫色の雨》というインスタレーションがあるマレ地区の狭い路地は
人がすし詰め状態で大変な騒ぎに...。
私はこの作品にたどり着くことを断念し、
比較的人が少ないモンマルトル地区の阿部幸子さんの紙を切るパフォーマンスと
静かに向き合って、Nuit Blancheを終えました。
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