8/16/2013

アルル 古代ローマとゴッホの街


フランスの中でも、一番強い憧憬の念を抱いていたのが南仏の地。
中学生の頃には、ゴッホが日本に魅せられてアルルに滞在したことを知り、
高校生の美術部では、行ったこともない南仏の風景を
丹念に油絵で描いていました。

いつか、気候が良い季節に行こうと
大事に取っておいた南仏旅行。

ついに、留学からの帰国直前に決行しました。

アルルは、石造りの家々が美しいちいさな街。


 ゴッホが描いたカフェも、同じ場所に残っていました。

《夜のカフェテラス》は飽くことなく眺め、
 黄色く輝くカフェはもちろん、
中景から後景へと続く街並み、暗い石畳の路地、
そこに流れる空気に思いを馳せたものです。


 ちょうど訪れた日はお祭りだったらしく、
夜になると民族衣装を纏ったアルルの住人たちが集まり、
夜遅くまで踊っていました。


アルルは、古代ローマの遺跡が残る街でもあります。


 コンスタンティヌス帝の大浴場の遺跡に潜り込んでいた猫。


古代劇場は、今でも街の催しに使われているようです。




 こちらもゴッホが描いているかつての療養院の庭。



  
ランチは、南仏の赤ワインと、茄子やトマトを使ったプロヴァンス料理。

さらに現代のアルルは、写真祭でも有名なのですが、
少し訪れるタイミングが早かったです。

 南仏にはいつかまた戻ってきたいです。
車の運転ができる人と一緒に....

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