11/29/2011

日本の味


実家から、和食材がぎっしり詰まった小さな小包が届きました。
嬉しすぎて、思わず並べて写真撮影。



これでしばらくはお茶漬けやふりかけ、ちらし寿司、
わかめごはん、しそごはんなど日本の味が楽しめそうです。


といっても東京で一人暮らしのときは、
ふりかけなんて自分で買ったことなかったなぁ....
こちらでは、ご飯に合うおかずを作るのがなかなか大変なので、
ありがたいです。


日本食材店もあるにはあるのですが、だいたい日本で買う2〜3倍の値段。


普通のスーパーの魚やお肉などは日本よりも高めで、
しかも(私にとっては)大きな塊でしか売ってないので手が出しづらい。


必然的に、決まって作るのは野菜中心のポトフや、パスタになります。


5年前に1年間留学していたときは、
毎日洋風の食事でも何とも思いませんでしたが、
私も歳を重ねたのか、やっぱり和食でないと
しっくりこないと感じるようになりました。


たまにレストランなんかに行ってお肉を注文したときに、
付け合わせに野菜がほとんどなく、
フライドポテトの山なんてときはもう悲惨です。


私の理想の食事は、京都のおばんざいとか、
小さな小鉢がたくさんついた定食や、温泉旅館の懐石料理なのに...!!


さすがにそれは高望みですが、
基本はお米が食べたいということで、
炊飯器とヨーロッパ産のコシヒカリを買い込んでいるので、
何とかこちらの食材でご飯に合う料理が作れるように
工夫してみたいと思います。


最近のお気に入りは、ポトフに少しだけお醤油を垂らして煮込むこと。
風味が増して、ほっとする味になります。




京都の叔母さんにもらったお茶碗と、
職場の送別会でいただいたお抹茶、
パリに来た友人がお土産にと買ってきてくれた虎屋の羊羹、
そして九段下の花田という和食器のお店でひとめぼれした藍色のお皿で
優雅なティータイム。








今の季節、「KAKI」というそのままの名前でスペイン産の柿が出回っています。
日本の柿とくらべると、やわらかくて甘みが強い。







フランス産のシイタケとかにかま、ケニヤ産のきぬさやで作ってみた煮込みうどん。
小さい頃から大好きでよく食べていた、香川県高瀬町にある渡辺という
うどん屋さんの鍋焼きうどんの味には遠く及びませんが、やっぱり冬はこれですね。







しかし、パリでうどんといえば国虎屋
高知出身の方が作られている讃岐うどんで、
海外にあるということを抜きにしても本当においしいです。
ただし、高級食なのでたまにしか食べられません....。


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