今年もしっかり入場料35ユーロを払ってfiac!を見に行ってきました。
予約をしたので、並ぶこともなくすんなりと中へ。
会場全体の雰囲気は昨年と変わらず、
グランパレがホワイトキューブで埋め尽くされます。
韓国のギャラリーで見つけたレベッカ・ホルンの作品。
動いてなかったけど、空気感がまぎれもなく彼女のものでした。
会場の隅っこで、小さなプロジェクション。
気付いている人ほとんどいなかったなぁ。
雑多な会場のなかで、李禹煥の作品は人の足を止めさせる何かがあるようです。
表参道のエスパス・ルイヴィトンでも作品が紹介された
フランスの現代彫刻家Xavier Veilhanの作品。
会場の中心部に近いギャラリーでは、大きく人目を引く作品がいくつか。
白いブースが整然と並ぶ様は美しいです。
全体をちゃんと見ようとすれば4〜5時間はかかろうという広さ。
休憩コーナーも完備されています。
小さいおじさん...よりも後方に写り込んだおじさんの不可解なポーズが気になる。
ヴェルサイユ宮殿での個展で一躍注目を浴びたJoana Vasconcelosのオブジェも。
Sarah SzeのModel for a Print。丁寧に作り込まれたミクロコスモスです。
私の今年一番のお気に入りはこちら。
ハイヒールを履いたUmberto Boccioniの彫刻。
Francesco Vezzoli作、Unique formes of continuity in high heels。
Claude Lévêque & 川俣正。
Louise Bourgeoisのドローイング。赤い手。
舟越桂さんの彫刻もありました。日本の画廊ではなかったと思います。
Alfred Manessierのタピスリーやステンドグラスの色彩が結晶したような油彩作品。
Damien Hirstの鳩のホルムアルデヒド漬け。
広げられた白い翼と、ケースの余白と、ホルムアルデヒドの薄い水色が
美しくもありました。
後日、チュイルリー公演のfiac!野外展示にも足を運んだので
いつくか作品を紹介したいと思います。
Jurgen DrescherのHouse of Carpetsの中から。
Nicolas MilhéのMeurtrière[銃眼/狭間]。
裏面はコンクリート、表は鏡。空間に最も溶け込んでいました。
こちらは日本人アーティスト、新宮晋氏のSinfonietta of Light。
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