3/28/2012

黄昏の山登り


先日アップしたサクラの咲く山頂は、
今こうして時間と空間を隔てて見るとなかなかの絶景スポットですが、
お花見の季節でさえ、ふもとに住んでいる人たちがあえて登ることも
ほとんどないひっそりとした場所です。

しかし、ポチが我が家にやって来てからは、
海岸の散歩だけでは飽き足りず、そのまま山にも登ってしまうことも。


ちなみに、地形としては海岸に山が突き出しているようなかたち。
もこもことした樹々の塊の上の方にサクラの木が生えています。




登り口で、遠方を見やるポチ。絵になりますねぇ....。


山の名前は「塩生山」のようです。この写真で初めて認識しました。
頂上までは280m。至極のんびりとした私の足でも20分〜30分くらい。



木漏れ日を浴びて、キラキラと柴色に輝く毛並みがまぶしい。


飼い主の目からすると、このポチは最高に愛らしく写っています。


しかし、上方から撮られると少しずんぐりむっくり....。
やっぱりダイエットが必要です。


頂上は、リードなしで駆け回れる貴重な場所のひとつ。
見て下さい、このしなやかな疾走を。



でもすぐに疲れて一休み。こういうところだけ飼い主に似てしまいました。


ぼんやりしているうちに、すっかり陽も落ち...
瀬戸内海の島々が薄紫色に浸されていく様子は、やっぱり絶景ですね。


実家の前の小道を30メートルほど行くと、海に面した道路に出ます。
小さい頃から見続けてきた風景。





向こう側に広がる陸地や、穏やかな水面を進んで行く船の明かりは特別に感じられました。

0 件のコメント:

コメントを投稿