ニューヨーク最終日、
はじめてイサム・ノグチ美術館を訪れました。
マンハッタンの東、
ロングアイランド・シティにあり、
メトロとバスを乗り継いでかなり心細い道中でしたが
なんとか辿り着くことができました。
朝一番に行こうと思ったらまだ開館前、
雨が降っていて、寒かったです。
香川県の牟礼にある美術館は地元なので
妹の運転で楽に行けたんですが...。
外観はグレーのどっしりとした佇まい。
小さいけどお庭もあります。
磨かれた石の表面に梢が映って綺麗でした。
やっぱりAKARIはいいなぁ。
いつか腰を据えて住める部屋に落ち着くときがきたら、
照明はAKARIにしたいです。
研ぎすまされた凛々しさも
空気をほどくやわらかさも
手仕事の蓄積。
2階は和の空間。
小さきものたちが並びます。
Slowly, slowlyというタイトルの作品。
私は身も心も常にのんびりしているので、
世の忙しい人に贈りたいです。
ところで、NY滞在の初日は、Joyce Theaterで
Martha Graham Dance Companyの公演Night Journeyを見ました。
そう、舞台美術はイサム・ノグチ。
安いチケットにしたらものすごい至近距離から見ることになったけど、
ダンサーたちの肉体の緊張感がびしびしと伝わってきます。
何より、グレアムとノグチのコラボレーション作品を
生で見られる機会があるとは思っていなかったので
もうそれだけで満足でした。
夜は、この日の公演を教えてくれたNYに留学中の友人を含めて、
他にも同じタイミングでNYに集っていた
日本の大学の同じ研究室の先輩たち総勢5人!と、
日本現代美術を研究する韓国人の女の子と、
ベトナム料理を囲みました。
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